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現代アートの楽しさ

2009.08.06

自分が好きなアート

動かないものより、動くもの
Storyに、哀しさ、ユーモラスさ、驚きのあるもの
時間、空間を乗り越えたもの
現代社会へのメッセージ性の高いもの

現代アートとの出会い、思い出


小中学生の頃
漫画、萩尾望都 ポーの一族
漫画家になりたく、部屋にこもり、
はまりきって描いていました

高校~美容学生の頃
白塗りダンスパフォーマンス 白虎社
開催場所の お寺や怪しいテントに通っていました
よくわからないストリートパフォーマンスが、
何故か、ゾクゾクして面白かった

アシスタントの頃
休みもなく仕事ばかりだったけど、興味は普通にFashion大好き

自分の基となっているもの

今でこそ、有名になるべくしてなった本物シルクドソレイユ
20人から始まったストリートパフォーマー
1987年、NEWYORKで友人のアメリカ人カメラマンに
たまたま誘われて観た、衝撃的なシアターサーカス

1990年に LONDONで開催すると知り一人でゆきました

1992年に 東京で開催  一人でゆきました

20年前にシルクドソレイユの音楽、衣装、照明、演出、色に
見たことのないもの、そして全てにおいて完成度の高いもの、衝撃的な刺激を受けた
それが、自分の美的感覚の基となったように思う

好きなアートに出会う場所

ニューヨークでは、
チェルシーギャラリー、ブルックリンのアーティストアパート
イギリスでは、
東ロンドンのアート・ギャラリーのメッカ的存在であるホクストン・スクエア ホワイト・キューブ 

ひとりで、うろうろさ迷い、ギャラリー巡りやアートをみつけるのが大好き

ホクストン等は、今でこそクリエイトエリアで知られているが、
10年前に何も知らない状態でうろうろさ迷い歩き、
アートの臭いがしたのでゾクゾクし、5日間通い続けた
その時のロンドン旅行は ホクストン巡りで終わった
後で、切り裂きジャックの舞台で、一人歩きは危ないエリアだと知った

もちろん日本でも、東京は、ギャラリーの宝庫
近い所では 直島

私自身、クリエイトに関しては 妙な臭覚があるように思う
スカルプチュアより、動いて、迫力のあるデジタルアートをミックスされたものが好き

好きなアーティスト

特になしだが、感銘を受けたアーティストをいくつか…

最近良かったのは Tseng Kwong Chi
チェルシーのPaul Kasmin Galleryで
中国人写真家Tseng Kwong Chiの写真展に遭遇し、感じるものがあった。
世界の観光地を背景に、人民服を着た
セルフポートレートを撮影するという作品で知られている(1989年に亡くなった方)。

動いてはいないが、ユーモラスで、
世界文化遺産に近い有名な観光地(完成された壮大のもの)と、
ユーモラスな本人の対比が 変に迫力があり、面白い
観光地を作った方の血のにじむ努力や芸術性が
対比のおかげで強調され2倍にも、3倍にも感じるのだと思う

対比が好き  対比というと

Diane Arbus(カメラマン)
性倒錯者、小人、巨人、精神病院の収容者、などの被写体を日常生活の中でとらえ、
真逆の対比を意味し、強調させる

また公園に集う人々、ヌーディスト、覆面舞踏会の参加者など
普通の人間の中に潜む奇異なライフスタイル習慣や、性格をも倒錯者と同様に暴き出す

ダニエル・オスト(ベルギー人・花の建築家)
京都・仁和寺で開催されたダニエル・オスト展は素晴らしかった
日の落ちる夕方から開催
ライティング、庭を背景に、ひとつひとつの部屋を立体額縁に、花のクリエイト

素晴らしい対比、
人生のストーリーになっている
非常に退廃的      
これも生き物でクリエイションし、はかないから素晴らしいのでしょう

ダニエル・オスト展は友人のお母さまがニュージーランド人で、フラワーアレンジメントの先生だったつてで、

連れられて一緒に行ったのがきっかけ
ダニエル・オストさんと直接お話ができ、
おかげで、お粗末な自分の作品集をプレゼントできました (^_^)

LOVE