予約
2011.05.06
ASIAN TAM アジアンタム~アジアの妖精
銀杏 いちょう
銀杏を英訳するとシルバーアプリコットだが
イチョウを英訳すると Maidenhair tree
なんと hairがつく
Maidenhairを英訳は アジアンタム Maidenは少女
・・イチョウは アジアの少女の髪・・・ということらしい
ゆらゆら揺れるいちょうの葉
かなり難しいバランスであるが、これをあえて似合わせると 最高に素敵な危ういバランスだと思う
このような不安定なデザインをクリエイションするには、
基礎である骨格を立体補整したように見せる
特殊なインサイドのカットテクニックが黄金バランスには不可決
ソフトと、エッジを効かせつつ、
自然に髪と、肌と、景色がなじむバランスをつくることが重要だと思う
生きているヘアをクリエイションするには
ドキドキするほど 魅惑的な危ういバランスと 揺らぎが大事
髪は生命があり、細胞であり血液である、 しかし私は動物でなく植物だと思う
自分の力で動けないので、動物のように力まず、我もなく他力でたくましく生きる植物が
この世で最高に美しい自然のバランスである
健康な人間は左右対称である。自力で生きる宿命を背負っている
せめて髪は 風の方向に流れに任せる植物のように、
まっすぐに生きる人間を調整してくれるものでなければならない。 それが 髪の宿命。
植物を連想させるカタチが SAYURIの 黄金バランス
そして私の今の旬は 若い黄緑のイチョウ
服をキレイに見せるのは、手足の長いしなやかな肢体が必要
ヘアデザインをキレイに見せるのも、立体的な小顔から流れる首のラインが必要
いかに 立体的な小顔に見せる骨格補正を重視したカット技術が、
危ういバランスを魅惑的にする
何事も基礎、土台が大事
ソフトと、エッジを効かせつつ、
自然に髪と、肌と、景色がなじむバランスをつくることが重要