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2016.10.10
ステップボーンカットのテクニックで骨格補正させる時、美容師の手元をよく観察していると変化に気付く事ができます。それは、骨格補正の時だけ普段から使い慣れているハサミを手にしていないという事です。数え切れない程長い時間手にしているハサミを使わずに骨格補正の時に異なる物を手に取っているのには明瞭な理由があります。その理由というのはステップボーンカットを対象として製造された物があるためです。たとえ握る部分が通常品と同一の物であってもセットされている刃が異なるのです。異なる物をセットすることで仕事量が大幅に増加し骨格補正を完了させるまでの時間が短くなります。また、骨格補正の注文が多かったりステップボーンカットに強い思い入れを抱いている方は握る部分も通常品とは異なる物を採用しています。様々な点が異なるのですが、最も大きな差異点は長さです。一般的な物よりも短くさせることにより、動かす量が小さくても先端が大きく開くのです。また、刃は厚みが薄めに設定されている事から日頃よりも鋭角にカットすることが可能になります。骨格補正は鋭角に切り続ける事から切れ味が悪くなりにくく、常に良い状態で作業が続けられます。また、骨格補正のニーズが上昇している近頃は本体が全体的にスリムになっている傾向にあります。しかも、見た目に関してもお洒落な様子なのでスタイリッシュさに拘りを持って製造販売するメーカーが増加傾向になっています。