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小顔補正立体カットのステップボーンカット

2016.10.10

東洋人と西洋人では、頭の幅や奥行きでは異なります。それは頭蓋骨が西洋人とは異なるためで、日本は西洋人と比べると平面的なのが特徴です。着物などの和服は日本人の骨格に合わせてつくられているため、自然に着こなすことが可能ですが、ドレスや洋服などを美しく西洋人のように着たいという場合にはステップボーンカットがおすすめです。ステップボーンカットは頭蓋骨の形をカバーしながら西洋人風の頭の形を作ることができるカット方法です。ショートヘアでステップボーンカットを行う場合にはベースのアウトラインを活かしながらメリハリをつけていきます。ハチがはっている場合には四角いフォルムになってしまい、後頭部がフラットになっているとメリハリがなくなります。そのため、ステップボーンカットを行い、ハチ付近を念入りにカットすることでネープの重さがとれてメリハリがあるフォルムを作り上げることができます。頭に奥行きが生まれることで首が細く長く見える効果も期待できます。ボブの場合にはアウトラインとなる部分は毛先の厚みを残しながらカットをします。髪に動きがでる仕上がりになり、小顔補正効果が期待できます。ミディアムの場合には、毛先の厚みを残しつつ根元を締めることで丸みがついたフォルムになることができます。カットとウェーブを効果的に活かすことで全体の軽さや空気感を作ることができ、西洋人が似合う洋服も着こなすことができます。ステップボーンカットは、お手入れやセットが簡単という魅力もあり、西洋人のようなナチュラルさをキープすることができます。